実は掘り出し物が多い「中古テレビ」。
購入時に押さえたいポイント3つ

イマドキのテレビ。新品ということにこだわらなければ、中古品の購入にはメリットが多いといえます。近頃は最初から新品にこだわらずテレビを探す人も増えているようです。そこで今回は中古テレビの失敗しない選び方について、3つのポイントをご紹介したいと思います。

1. 状態の良いものが増えている中古テレビ市場

入学や就職、転勤に結婚と、新しい生活を始める際に必要になる家電。そのなかでも、テレビは新生活には欠かせないものです。リビングの大画面テレビとは別に、自室用のパーソナルテレビの需要も増えています。

家電量販店に行けば大型のものから小型のものまで、商品がたくさん並んでいますが、ほしいと思った商品の値段を見ると……残念ながら高額だったりします。そこで、新品以外の選択肢として挙げられるのが「中古テレビ」です。最近では家電量販店をはじめ、大手のネットショップでも「アウトレット」として中古家電を取り扱うようになっていますよね。

実は最近の中古テレビ市場、消費者の家電買い替えのサイクルが早まっていることはもちろん、学生さんや単身赴任の方など、短期間だけテレビを使って手放している人も多く、中古品でも驚くほど良い状態のものが増えています。

<中古テレビのメリット>

  • 「新品同様」の良品(未使用品含む)が増えている → かなりお買い得!!
  • 使用期間が1年~2年未満の商品も増えている → こちらもお買い得!!
  • 定価では手の届かない憧れの大きなテレビ(40~50インチなど)も増えている → もちろんお買い得!!

それでは、実際に中古テレビを購入する際に押さえておきたいポイント3つをご紹介しましょう。

2. 【中古テレビを選ぶポイント➀】年式

中古の家電購入に慣れた方が、真っ先に確認するポイントが「年式」です。

年式とは、その家電製品がいつ作られたものなのかを示す重要な項目です。各メーカーのテレビの背面や側面などを見ると、シールが貼ってあり、そこに年式(例:2015年製など)と型番が書いてあるのを確認できます。

中古家電は一般的に、店舗でもネットでもフリマアプリでも、年式の新しいものの方が高値で販売されています。しかし洗濯機やクーラーと異なり、テレビという商品は最新機種もちょっと昔の機種も劇的に機能が変わることがありません(最新機能の有無は除く)。おトクに良い商品を購入したい場合、“新しすぎず古すぎず”の良品中古テレビを、いかに効率的に見つけるかがポイントになります。

3. 【中古テレビを選ぶポイント➁】付属品

リモコンがないテレビって、考えられませんよね。しかし、フリマアプリなどでは、リモコンが付属していない商品が値段を下げて販売されていることが多々あります。きちんとチェックしましょう。店舗で中古テレビを購入する際は、標準のリモコンが付属する代わりに、汎用のマルチリモコンがセットになっているパターンもあります。リモコンはもちろんですが、説明書やケーブルなど、その他の付属品の有無・状態についても忘れずにチェックしましょう。

付属品の有無に関してチェックする際は、汚れはきちんと取り除かれているか、キズはどの程度のものかなど、状態の確認も合わせて行うのがおすすめです。ネットやフリマアプリで購入する場合、現物を自分で確認できないため、気になる方は販売者にきちんと詳細を確認しましょう。

4. 【中古テレビを選ぶポイント➂】動作確認

中古家電を買った際のトラブルとしてあるのが、「買ったのに動かない」ということです。基本的なことですが、動作確認された品物かどうか、まずは購入前にきちんとチェックしましょう。

5. 【中古テレビを選ぶポイント➃】保証の有無

家電量販店で新品を購入するとセットで付いてくる「〇年保証」ですが、実は中古家電にも保証を付けて販売するショップがあります

中古家電に保証をつけるということは、いわば販売元が「この家電はこの先も十分使えますよ」と太鼓判を押したようなもの。中古品という特性もあり、1ヶ月~3ヶ月ほどの保証が比較的多いようです。より安心して中古テレビを購入したいということであれば、保証付きで購入できるショップがおすすめです。

6. まとめ

今回は、ここ数年で良品が増加している中古テレビ市場と、もし中古テレビを買うとしたら絶対に押さえてほしいポイント3つをお伝えしました。いいものをお得に手に入れて、素敵な生活をスタートさせましょう。

※こちらの内容は原稿作成時のものです。最新の情報と一部異なる場合がありますのでご了承ください。