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処分の前に必ずチェック!古いおもちゃ(レトロホビー)の秘めたる資産価値。高く売れるおもちゃの特徴とは…。

南柏店

柏市にあるリサイクルショップ 南柏店からの新入荷&買取情報です!

処分の前に必ずチェック!古いおもちゃ(レトロホビー)の秘めたる資産価値。高く売れるおもちゃの特徴とは…。

こちら公開後3ヶ月以上の記事です。商品の売り切れなど情報が古い場合があります。
・最新の掘り出し物入荷情報はこちら
・いま店頭で使えるクーポンはこちら

実家の片づけで出てきた「古いおもちゃ」…。懐かしいけどもう必要ないから処分しようかな…。

ちょっと待ってください!!処分の前にこちらのページをチェック!!

本日は意外を見落とされがちな古いおもちゃの歴史と種類に関してお話させていただきます!


更新日:2023/08/30


トレファクブログ画像1



筆者紹介:

” 将来の夢はおもちゃ博物館を設立すること。 ” …そう語るのはホビーチーム:榎本。

小さい頃からおもちゃに囲まれ、大きくなってもおもちゃに囲まれる立派な31歳である。

戦隊ロボ・変身ベルト・ミニカー・フィギュアなど様々なホビーと触れ合ってきましたが、

今回は…可能性が未知数!戦後まもない昭和の黎明期から日本を支え続けたレトロホビーを調査しました!

ちょっと長いですが…ぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いでございます!!








◆ そもそもレトロホビーとは?



一言にレトロと言われても、いつからいつまでのものがレトロなのかは定義がありません。

『心に響くか否か』と私は思います。つまるところ…懐かしいと思えるおもちゃこそレトロホビー、

その定義は、ひとりひとりの心の中に在ると私は考えています。


… とは言ってもそれで終わってはこのブログの意味がありませんね。

そこで代表的なレトロ玩具をいくつかご紹介させていただきたいと思います!

こんなようなのあったな…と昔を思い出しながらご覧ください。

『それ!まだ実家の押し入れにあるぞ!!』となったらぜひトレファクまでお持ち込みください。






① 超合金・合金シリーズ


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ズシリとくる重厚な重み、鈍く冷たい金属の艶。

それまでのおもちゃの常識を覆すかのような特別感のある重みが

当時の子供たちに大ヒットし、一躍世に広まったポピーさんの超合金シリーズ。


初めて登場したのは1974年、当時の人気アニメ『マジンガーZ』の主人公機:マジンガーZがモデル。

その超合金の名は…マジンガーZの装甲に使用されている架空の金属『超合金Z』が由来となっております。

実際はダイキャスト製でしたが、当時の作風にマッチしたコンセプトだったんですね…。

当時のお子様(大先輩)は…この重量感がまるで本物の超合金Zかのように感じてワクワクしたんじゃないかと思います…!


そんな超合金はマジンガーZに続き、ゲッターロボ・グレートマジンガー・ライディーンなど

沢山のスーパーロボットに繋がり、仮面ライダーやゴレンジャーなどの戦隊ヒーローも作られることになります。


その中でも特に…『超合金 マジンガーZ GA-01 ポピー 初版 一期』という初期中の初期に当たるお品物は…

なんと状態や付属品によっては数百万円ほどの金額になるのではないかという見立てです。

最初は『超合金』という名称ではなく、販売後少し経ってからそう名付けられたようですが、

超合金の銘がないもの(超合金Zと箱に記載されているもの?)は相当な希少価値を秘めているみたいです。

なのでその箱だけ…つまり本体がない状態でも数十万円ほどの取引履歴がございます。

そもそも完品は現在世に出回っていないので、いくつ現存しているのかも定かではない幻の超合金となっています…。


また超合金シリーズの他にも、ビッガー合金やウルトラ合金など多数のダイキャスト製玩具が世に出回ることとなります。

超合金は当時のおもちゃ業界を大きくけん引した。そんな存在であったということが感じとれます。


まだまだ超合金には深い歴史があるのですが…それについてはまた後日。

そして1997年には『超合金魂』というシリーズとしてかつてのポピーさん(現:バンダイさん)から再登場し、

当時買えなかった子供たちが大人になって夢の超合金を手にすることが叶っています。

2023年の現在もまだまだ新作は作り続けられており、ガンダムやマクロスなどのリアル路線のロボットや

ハローキティにドラえもん、ミッキーなど様々なコラボレーションも実現。


超合金は現在に至るまでたくさんの人々を魅了し続けています。

これはきっとこの先の未来でも変わらないと、筆者は考えております。








② ソフビ人形


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柔らかく、しなやかなで頑丈。塩化ビニルゾルという素材を使った人形のことです。

当時は女の子向けのお人形などに採用されていた素材でしたが…

怪獣ブームの波に乗って…怪獣ソフビ人形が世に君臨することとなりました!


その登場は1966年。ウルトラマンの前身となる作品「ウルトラQ」に登場する怪獣たちがモデル。

今では割と有名な「ガラモン」を筆頭に、ペギラ・ゴロー・パゴス・ゴメスがラインナップされました。

この絶妙なソフビの質感は怪獣の肌感に似たようなもの感じます…。


当時から玩具メーカーとして活躍していた「マルサン商店」さんが作り出した怪獣ソフビは、

怪獣ブームをさらに盛り上げることになります。今でも店頭にてソフビ人形を見かけますが、

まさかその始まりは『怪獣』からだったとは思ってもいなかったですね。

この後にウルトラマンのソフビが作られることになります。


このソフビ人形は、素材を金型に流し込んで成型し塗装されて完成に至りますが…

その金型は使ってるうちに劣化してしまうので、生産の初期と晩期ではディティールが異なるそうです。

より美しいフォルムを求めて集めているコレクターの方も数多く存在します。

またソフビは少々劣化しやすい素材のため、古いと状態面で問題となるベタつきなどが発生してしまいますが、

日頃のケアと保管状況が最適なアイテムはいまだに当時の状態を維持しているとか…。

そんなアイテムはやはり高騰になる傾向がございます!


そしてソフビでも高額なのものを…と思い調査してみました。

やはり最初期の生産にあたる「1期 マルサン ガラモン」が過去の取引履歴では高額で500万円…!なんてことも。

それ以外にも同じくマルサンの1期生産であるペギラやパゴスは100万円前後でのやりとりを確認、

また可愛らしさで人気を博している「ブースカ」や、なんとなくウルトラマンのライバル的存在「バルタン星人」なども、

古くて良状態のものなら数十万円の価値があることを過去の推移が語っております。


また当時はその作りやすさから偽物も多く存在し、パチソフビ(バッタモン)なども存在しましたが

いまではそれすらも数万円になることがあり、その奥深さは計り知れないですね…。

現在の売り場では怪獣はもちろんですが、ウルトラマンや仮面ライダーや戦隊ヒーローなども並んでいますね♪

50年以上の歴史を生きるソフビ人形には、かなり広い世界が広がっているということを再認識しました…。








③ ブリキ


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ブリキという言葉は耳にしますが、その詳しい実態については知らない方も多いと思います。

元々はオランダ語で金属の缶を意味するBlikjeが言葉の由来になっているとされており、

その名の通り、薄めの鉄板を錫(スズ)でメッキ加工した素材のことを指しています。


そんなブリキこそ、日本を戦後の窮地から救ったヒーローなのではないかと私は考えています。

終戦後、復興に向けて奮闘する貧しい日本にとって「物資を輸入するための外貨を獲得する」というのは最重要課題でした。

モノづくり大国日本が作り出した品質の高いブリキのおもちゃは世界中へ輸出され、沢山の外貨を得ることで、

食料品や物資などを輸入することができました。おもちゃ産業がかつての日本を救ったのです。


ブリキのおもちゃ自体は19世紀のドイツが始まりだったと言われています。

日本では明治時代の初期に登場し、昭和まで日本の一大産業としてブリキおもちゃが作られ続けます。

まだまだキャラクターという概念が少ない中、当時の日本は自動車鉄道飛行機などの乗り物系が

主要なブリキおもちゃとして作られておりましたが、時代が進むにつれて

鉄人28号や鉄腕アトム、ウルトラマンなどのキャラモノが市場を賑やかし始めます。


ブリキといえばなんとなく「ブリキのロボット」がイメージされがちですが、

世界で初めて登場したのは1935年の日本。やはり現存している数は少なく、

箱が付いている状態であれば100万円以上の価値があるのではないかとされています。


ただ、現在のアンティークトイ市場ではそれよりも1950~1960年代頃のキャラモノがびっくりするほど高騰しております…。

例えば野村トーイさんの鉄人28号は200万円以上…ソフビでも注目されたマルサンさんのブースカが200万円以上…

ヨネザワ玩具さんの少年ジェットが250万円と…この他にも100万円を超える品が多数取引されていることを確認しています。

あまりにも数が少ないためなんとも評価が難しいですが、バンダイさんの一部ブリキ製の歩行バットマン

部品欠品にも関わらず450万円以上を記録しており、完品だったらいったいいくらなのか想像もつかないモノも。


70年代になるとプラスチックがおもちゃ産業の中心へ移り変わり、

その過程でブリキのおもちゃは急激に減ってしまいましたが、今でも当時のブリキおもちゃを求めている方は多く、

レトロなブリキおもちゃのカテゴリーが廃れる様子は全くありません。

アイテムによっては現在もなお復刻品や新作として作り続けられているものもございます。








④ その他の昭和レトロなおもちゃ


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上でご紹介させていただきました3つの他にもお取り扱いさせていただいてるレトロホビーがございます。

昭和レトロって心が躍る素敵な言葉だと思います…。例えば以下のようなお品物。



・リカちゃん人形

→実はレトロ人形もかなり評価されています。初代リカちゃんは一体で数万円以上になることも…。

 数十年の歴史をもつ着せ替え人形!ご実家の押し入れを要チェックです。


・キン消し&ガン消し

→キン肉マンの怪人をモチーフにした消しゴムやガンダムのデフォルメ化したものがモチーフの2種。

 中々マニアックな領域ですが、不人気な怪人ほど今では高騰しているとか…。さりげないモノも見逃し厳禁!


・レトロプラモ

→車や戦闘機など種類を問わず、昔作られたプラモは今でも人気です。

 子供のときに買ったけど難しすぎて作らずに積みプラになっている。なんてお品物はございませんか?


・黒箱トミカ

→トミカは現在もなお子供たちのハートを掴んでるミニカーですね!

 そんなトミカにもレトロ品がございます。初期の黒箱や外国車シリーズの青箱など。日本製の赤箱も人気!


・ファミコンカセット

→ゲームもレトロホビーの一つ!中でもファミコンは世界的な人気機種で流通量も圧倒的。

 ですがそんな中でも当時は不人気だった激レアソフトは存在します。箱付き美品なら数万円も見えてきます!

 ゲームボーイの古いソフトなんかもアイテムによっては高騰しているものがありますね!


・仮面ライダー&スーパー戦隊などのヒーローモノ

→誰しもが憧れるヒーロー!当時の変身ベルトやDX合体ロボなどは今人気が高まりつつあります!

 これに関しては当時のお品物も現代のヒーローグッズもどちらもかなりご評価させていただいております!


・育成ポケットゲーム

→中々買えなかったあの丸いヤツ…。おまつりの景品にもなっていた卵型のやつ…。お世話が日課になっていたあの時代。

 たまごっちなどのポケット育成ゲームも人気です!最近小型になって色々コラボしていますね!

 実はたまごっち意外にもスライムがモチーフの「あるくんです」や、「どこでもピカチュウ」などの

 ポケットゲームが当時は一大ブームとなっていました。あのどこか感情を感じる電子音が懐かしい…。

 当時の少し小さめな「ちびたまごっち」なるものが現代になって鬼滅やスパイファミリーなどとコラボしております。

 ポケットゲームだとテトリスやインベーダー、ゲーム&ウォッチなんかもレトロホビーとして人気を集めています!



トレファクはほとんどのおもちゃをお取り扱いさせていただいておりますので、

守備範囲はかなり広いですよー!全国各地のホビーチームが査定をフォローしているので

どこの店舗でも最新・最強の査定が体験できます。

上記のほかにも「古いおもちゃ」「レトロホビー」ならぜひともお任せ下さい!


まだまだレトロホビーはたくさんの種類がございますが…ひとまずご紹介としては以上とさせていただきます!

随時!レトロなおもちゃに関する情報は発信していきたいと思いますのでぜひ第二号をお待ちいただければと思います!








◆ レトロホビーはなぜ高いのか?その秘めた資産価値とは…。


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ではなぜ今になってレトロホビーが高騰しているのか?

それについても私の独自の分析と推理でたどり着いた理由をお話したいと思います。

まず主要な理由としては以下の点が上げられます。



①今では作られていない「廃盤品」になってしまっている点。

②長き時代を経て現存できている当時品の「数の少なさ」

③スマホの無い時代…「販促情報の少なさ」は知ることの難しさにつながる。

④大人になった少年が「当時の夢」を叶えているということ。

⑤やはり好きなキャラクターのモノはとことん集めたいと思う「コレクター魂」

※懸賞品や店頭用ディスプレイなどの「非売品」は高騰が約束されたアイテム。





① 今では作られていない「廃盤品」になってしまっている点


当時から今でも作られているおもちゃはあまり聞いたことがありませんね。

例えばリカちゃんは1967年の誕生から現在まで作られておりますが、

本体自体はマイナーチェンジで現代風のお顔になっておられるので、

正確には現行品と当時品で区別されるモノになります。


今でも普通に初期リカちゃんを買うことができるならそこまで高騰はしないと思いますが、

今ではもう買うことができない「 廃盤品 」という点が高騰する一因となっています。

この式図は古いおもちゃ全般に置いて言えることなんです。





② 長き時代を経て現存できている当時品の「数の少なさ」


やはり時間というものは神でも切り離せない存在。

経年によって劣化が進み、錆びや痛み、変形・変色など様々な瑕疵につながり処分されることも。

飽きてしまったおもちゃや、片付けなくて怒られた罰として捨てられてしまうおもちゃなども記憶に新しく…

様々な理由で処分されてしまった or してしまったおもちゃは数知れず。

そう考えると今現在、世界に「どれほどの数が現存しているのか」という部分が付加価値の鍵になります。


情報化社会の現代ならそういった情報も集めやすいですが、

やはりレトロなおもちゃほど現存している数が少なくなっていると年々感じます…。

故にそれなりの美品で市場に出回っている数が少ないおもちゃ…ということはその価値を向上させる大きな要因になります。





③ スマホの無い時代…「販促情報の少なさ」は知ることの難しさにつながる。


上で言ったように現代は情報化社会でありとあらゆる情報が様々なツールから発信されていますが…

情報量が圧倒的に少なかった当時、新商品のお知らせなどはメーカーのカタログや雑誌、チラシ、CMなどに限られ

大々的な露出によって知られるというパターンは多くありませんでした。今ではツイッターやインスタなどで

たくさんの情報が調べられますからね…インターネットというのは便利なものです。


どんな商品があるのか、どんな場所で売ってるのか、いつから売り始めるのかなど

買うための情報を得ることから大変だった当時。本当に欲しい人にしか行き渡らなかったレトロホビー。

そして、そのおもちゃが当時どのような形で入手可能だったのか、その背景が今情報となって知れ渡ることで

希少価値を高めている。そんなレトロホビーもたくさん存在しています。





④ 大人になった少年が「当時の夢」を叶えているということ。


レトロおもちゃが一番輝いていたあの時代。まだ子供だったぼくはそれを手にすることができず、

寂しくて、切なくて、どこかやるせない気持ちになっていた。

紙で真似て作ったお手製のおもちゃでそんな気持ちを紛らわせていたんだ…。

でも今は違う。立派に働いて自分の好きなことにお金を使えるようになった。

だからこそ手に入れたい。今はもう普通に買えなくなっていても、

流通している数が少なくなっていたとしても、SNSやWebを駆使してきっと見つけるよ。

子供の僕がつかめなかったあの時の夢を。(歌詞:榎本)


ということで情報量の多い現在!あの時買えなかったおもちゃがどこなら買えるのかが、

手軽に調べられるようになり!またそのおもちゃがどういう背景で売られていたのかなどを知ることで、

当時より欲しい気持ちが強くなる…!というパターンがございますね!

昔買えなかったおもちゃも大人になった今なら財力で手に入れることができる

それを知った当時の少年たちは無我夢中で当時の思い出・夢を探す旅(ネットサーフィン)に出ます。

ただ、当時よりも数が少なくなっているので必然的に競り合うことになってしまい高騰する…という式図が見られます。

夢を叶えるための需要によって市場が賑やかになっているということですね!





⑤ やはり好きなキャラクターのモノはとことん集めたいと思う「コレクター魂」。


上の大人になった少年の例とは別に…世にはコレクターという存在があります。

「好きなキャラなら全てを手に入れる」その野心ひとつで突き進む究極の存在です。

現代に売られているものはもちろん、買い逃し品も含めて当然のごとくコンプリート。

それが古来より存在するキャラなら、「 レトロホビー 」という時代を逆行した存在にも手が伸びます。


コレクターにとって時間とは単なる概念に過ぎない。

一個ずつ着実にレトロおもちゃを揃えていく。それがどんなに高尚な存在でも…。

というのは言い過ぎですが、コレクターにとってはやはりそのキャラのアイテムは全て揃えたいもの。

いつ誰がそのキャラのコレクターになるかはわかりません。きっかけはそこら中に転がっているのです。

いくらであってもコレクションに加えたい。そんな気持ちが鍔競り合うことで高騰するアイテムもレトロには多いです。





★ 懸賞品や店頭用ディスプレイなどの「非売品」は高騰が約束されたアイテム。


レトロだけに言われることではないですが、やはり当時の懸賞品や店頭のディスプレイ用だったモノは

なかなか高騰しやすい傾向にありますね!ましてやそれがキャラクターモノだったりするとなおさらです。

「限定品」や「非売品」という要素は普通に手に入れることができないということですから、

それが市場に出回ったのなら注目されることは間違いありませんね。






そんなこんなで少し長くなってしまいましたがレトロホビーが高騰する要素についてまとめると…


①廃盤品になっている

②現存している数が少ない

③当時から入手が困難だった

④大人になって買えるようになった

⑤コレクターの存在


この5つの要素が絡まって現在、アンティークトイが高騰していることに繋がってきます。

この他にもアイテムによってさまざまな要素があると思いますが大まかな解説としてはひとまず以上とさせていただきます!


昨今のレトロブームでレトロなおもちゃを買われる方も増えていますね。

自分のお店に置きたい、レトロカフェの店内でディスプレイにしたいなどそのようなパターンも珍しくありません。

レトロがもつ魅力・人の心を動かす力は計り知れません。

私自身、レトロなモノが大好きで、一瞬でいいから昭和にタイムスリップしたいと思うほどです。








◆ こんなおもちゃがこんな値段でやりとりされています!


レトロおもちゃがどんなものかをよりイメージしやすくするため、

当社で直近やりとりされているレトロホビーを一部ご紹介させていただきます!

価格相場感の参考程度にご確認いただければと思います。

なお、販売当時の売価となっておりますため現在の評価額と異なる場合がございますことを

予めご了承いただけますと幸いでございます。



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①ポケモンカード 第一弾スターターパック 旧裏面

→ポケカは今でこそ超絶大人気で社会現象にもなっていますが…第一弾スタートデッキはなんと「118,800円」という驚異的なお値段!旧裏面は今では公式大会で使えませんので完全なるコレクター品ですね!



②ポピー 未来獣合体 百獣王ゴライオン 超合金

→それまで超合金は単体のモノが多かったですがこちらは合体作品!5体のロボにオプションパーツのセットで「228,800円」!!比較的状態はキレイで最大クラスのご評価額となっております。



③萬代屋 三菱三輪トラック ブリキカー

→今のバンダイさんがまだ萬代屋だったころのブリキミニカー。「415,800円」という驚愕プライス!60年以上経った今でも超美品で箱やタグが付属するためこの評価です。あかばこビーシーは保証の証でした!



④野村トーイ 黄金バット 電動式

→金のガイコツが特徴的なダークヒーローの二足歩行レトロブリキおもちゃです。動作しないにも関わらず…「382,800円」という高額な評価…!全体的にダメージもあったようですが、完品なら100万円も届きそうなほどレアなアイテムです。



⑤ポピー ロボコン 超合金 ロビンちゃん GA-21

→大人気ポンコツロボットのロボコンに登場するロビンちゃん!お宝鑑定団に出たこともあり、その評価額は「404,800円」!!当時は男の子向けの番組だったロボコンの女の子キャラということであまり人気がありませんでした(現代なら人気確実なのに…)。現在になってその評価はシビルドン昇り。部品欠品があってもこの評価です!



⑥鉄腕アトム 首振り人形 光文社 1950年代

→なんとそのお値段「437,800円」!!1950年代ごろに作られたものとみられ、当時の雑誌の懸賞品だったそうです。こちらもお宝鑑定団に出たことがある逸品!塗装の剥げなど劣化があってこのお値段。完品なら数百万円も見える激レアレトロです。



ざっくりになりますがレトロホビーの感覚をつかんでいただけましたでしょうか?もちろんレトロホビーもアイテムによってピンキリございます。ただこれだけではイマイチピンとこないとも思いますので、、、レトロホビーのチェック項目をご紹介させていただきたいと思います!!








◆ 処分の前に要チェック!「そのおもちゃ…高いですよ」のコーナー!!


古いおもちゃだし価値はないでしょう…。家族の品で詳しくはわからないから…。

ちょーーーっと待ってください!だからと言って処分は気が早いですよーーー!

そのおもちゃ…もしかしたら眠れる価値を秘めているかもしれないんです。


とは言っても一々全部を持ち込むのが大変ということもあるかと思いますので

ご自宅でもできる簡単なチェック方法を以下にご用意いたしました!!

この特徴に当てはまるなら…もしかしたら高額なレトロおもちゃかもしれません!

ぜひトレファク各店にお持ち込みいただければ幸いでございます!!!



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①形がデフォルメっぽい(頭が大きめですこし不格好だったりする)

②本体や箱など全体的な材質が古く、チープ

③塗装の色パターンが少ない、または原色要素が強い

④今のメーカー・ブランドロゴと少し違う

⑤脚裏や背中部にメーカーの刻印がある





①形がデフォルメっぽい(頭が大きめですこし不格好だったりする)

→昔のおもちゃは遊びやすさと分かりやすさを重視していたため頭でっかちなモノが多いです。頭が少し大きめで不格好なおもちゃを見つけたらそれはレトロおもちゃかもしれません!


②本体や箱など全体的な材質が古く、チープ

→箱があるならGoogleレンズなどを使うと同じような商品が出てくるかもしれません!特徴としてはザラッとした材質が多く、造りもどこかチープなものが多いです。


③塗装の色パターンが少ない、または原色要素が強い

→昔のおもちゃはコストや技術の関係上、一個のおもちゃに対して使える色の数が少ないです。元の作品よりも少し色使いが少ない、または原色の要素が強めなモノはレトロホビーかも?


④今のメーカー・ブランドロゴと少し違う

→少し前のおもちゃは今のメーカーロゴと違う部分があるものが多いです!例えば…BANDAI(バンダイ)さんなら、バンザイロゴ(人型)や萬代屋…  TAKARA(タカラトミー)さんならダッコちゃんマークなど…。


⑤脚裏や背中部にメーカーの刻印がある

→おもちゃの裏や人形の背中か腰、または足裏部分にメーカーの刻印があることが多いです。その刻印によっては…レトロホビーかどうかの判断は容易になりますよ!


次にレトロおもちゃのメーカーについて説明させていただきますのでここでチェックした内容を元に当てはまるか確認してみてください!








◆ レトロホビーのブランド・メーカー紹介


おもちゃの長い歴史を牽引し、現在まで支え続けた大いなるおもちゃメーカーたちの記録。

戦後の復興期を支え散ってしまったメーカーも、今もなお夢を作り続けているメーカーも。

ここに刻まれた銘はこれから先もずっと人々の心に残り続けることになるでしょう。


そんなこんなでレトロおもちゃのブランド・メーカーの一部をご紹介させていただきます!

上記でお話したメーカーの刻印に当てはまるかどうか…要チェックな内容ですよ!!



・野村トーイ(T.N)

・ICHIKO(イチコー)

・大阪ブリキ玩具資料室(KKK)

・A1(エーワン)

・タカトクトイス(T.T)

・ASC(アオシン)

・AsahiToy(アサヒ玩具・ATC)

・ツクダ(ベルのようなマーク)

・多田製作所(TADA)

・ALPS(アルプス)

・TOMY(トミー)

・BANDAI(バンダイ・バンザイバンダイ)・萬代屋(あかばこBC)

・マルサン(SAN)

・三浦トーイ(M)

・米澤玩具(ヨネザワ・桜にYの字)

・ANGEL(エンゼル・魚)

・中嶋製作所(亀にN)

・エスワイトイス(SY)

・ブルマァク(BULL MARK)

・ポピー・ポピニカ

・堀川玩具工業(S.H)

・増田屋(マスダヤ・MにSマーク)

・ウサギ屋(うさぎさんのマーク)



……などなどこの他にもたくさんございます!

特徴としては…上記の名前が箱の端っこや本体に書かれているなどもございますが、

頭文字のアルファベットを元にしたデザインのロゴが銘打たれていることも多いですね…。

いずれにせよ直感で「古い!」と感じたおもちゃならレトロおもちゃの可能性は大きいです!

本当はそれぞれのメーカーがもつストーリーも紹介したいですが…

長くなってしまうと思いますのでまた次回にしたいと思います!!!!








◆ トレファクではレトロおもちゃの取り扱いを強化中です!



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画像:トレファク南柏店・ホビー楽器館のショーケース




そんな古き良きおもちゃをトレファクは探しています!お買取り大歓迎です!

おもちゃ文化の本場「秋葉原」の本社に在籍するホビーのエキスパートも参加しているトレファクのホビーチームが全店の査定をフォローしておりますので、どこにいても最新・最高の査定を体験いただくことが可能です!

お持ち込みの際は…「ホビーチームの方に…」とぜひお声掛けください!




全店でお買取りさせていただいたお品物は店頭展示の他、公式通販サイトトレファクONLINEにも出品中!

そしてトレファクONLINEでは「 レトロなおもちゃ特集 」を開催中です!ぜひ一度ご覧くださいませ!

→ https://ec.treasure-f.com/contents/feature/retrohobby

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話が長くなってしまいましたが…古いおもちゃは素晴らしい!ということが伝わりましたでしょうか。

戦後の日本を支え、そして子供たちには夢と希望を与える素晴らしい存在のおもちゃ

よくわからないから…といって処分されることの無いよう、そのようなモノがあればぜひトレファクまでお持ち込みください!!

お客様のご来店…心よりお待ちしております!



トレファクホビーチーム:榎本

\ オンラインストアでも販売中 /

トレジャーファクトリー南柏店では、
一部の商品をオンラインでも販売しております。
店頭で実物を確認いただける場合もありますので、気になる商品がありましたらぜひご来店ください!

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南柏店
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