吉祥寺店
武蔵野市にあるリサイクルショップ 吉祥寺店からの新入荷&買取情報です!
【Vintage Guitar Archive #001】1955年製 Fender(フェンダー) Stratocaster 1Piece Ash 2Tone Sunburst
吉祥寺ダイヤ街にある中古楽器専門店
トレファク楽器吉祥寺店です。
当店に入荷した珠玉のヴィンテージギターを紹介する場として
普段のブログに加え【Vintage Guitar Archive】をスタートします。
第一回の今回ご紹介するのは1955年製Fender Stratocasterです。
Fender社はレオ・フェンダー氏によって1946年にアメリカで設立された世界を代表する楽器メーカーです。
1950年に世界初の量産型ソリッドボディエレキギターである「エスクワイヤー」(後のテレキャスター)を発売。
1951年には世界初のエレキベースとなる「プレシジョンベース」を発売。
そして1954年にエレキギターの一つの完成形である「ストラトキャスター」が発売されました。
今回ご紹介するのはストラトキャスター発売の翌年度にあたる1955年製です。
1954年の製造本数は約1000本、1955年は約1000-2000本と言われていますが、
当時の出荷記録が残っていない為、正確には特定されていません。
いずれにしろ70年以上経過した今は現存する物も大きく減っており大変貴重なギターとなります。
この時期の大きな特徴はアッシュのワンピースボディとメイプルワンピースの組み合わせとなります。
1956年中頃にはアルダーボディに仕様が変わり、次に改めてアッシュボディが見られるのは1972年以降の為、
初期のアッシュボディは約2年間程しか見られず、希少価値を高める要因となっています。
ヘッドのロゴデカールはスパゲティロゴ、ストリングスガイドは丸形が採用されています。
ペグはKluson社製のノーラインと呼ばれる刻印が一切入っていない仕様です。
1956年後半からシングルラインに変更となります。
ピックアップカバー、コントロールノブ、スイッチノブには1956年頃まで
ベークライト(フェノール樹脂)が使用されている事も大きな特徴となります。
こちらは1957年頃からより白く耐久性の高いセルロイド素材に徐々に変わっていきました。
電装系にもこの時期特有の仕様が多く見られます。
VOLポット,TONEポットにはStackpole社製が採用されておりいずれも250kΩとなります。
1960年頃からは徐々にCTS製に移行が進み1966年事には殆どが置き換わります。
コンデンサーは0.1ufのペーパーインオイルコンデンサーが純正品として使用されており、
現代よりも容量の大きいタイプが選択されています。
1950年代後半からはディスクタイプのセラミックコンデンサーが採用され始めます。
ピックアップは1954年の初年度からややターン数の増加したブラックボビンの物が使用されています。
4弦より3弦のポールピースが低い”Short G”と呼ばれる時期となります。
Fender Customshopで1955年の仕様のReissueが今でも製作されるのはアイコン的な特徴が多く、
この時期特定の仕様のファンの方が一定数いる事が大きいかと思います。
アッシュボディ+メイプルネックというFenderの原点の仕様はいつまでもプレイヤーを惹きつける魅力があるのでしょう。
著名な1955年Stratocaster使用者としてはJohn Frusciante/Ron Wood/Joe Bonamassa/Dick Dale/Alvin Lee/Don Wilsonが挙げられ、
後の世代にも大きな影響と憧れを与えているとも言えます。
to be continued...











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