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知られざるドールの世界。~Blythe(ブライス)・Pullip(プーリップ)・リカちゃん人形・Barbie(バービー)・スーパードルフィー~

南柏店

柏市にあるリサイクルショップ 南柏店からの新入荷&買取情報です!

知られざるドールの世界。~Blythe(ブライス)・Pullip(プーリップ)・リカちゃん人形・Barbie(バービー)・スーパードルフィー~

こちら公開後3ヶ月以上の記事です。商品の売り切れなど情報が古い場合があります。
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その瞳に惹き込まれたならドールの世界からは抜け出せない。

人形と人間の垣根を超えた絆が宿す一つの生命。


更新日:2023/5/30



トレファクブログ画像1



みなさんはドールというカテゴリーをご存じですか?

ドール《人形》とは言っても種類は様々、カジュアルな子からエレガントな子まで

その歴史は非常に古く、人間を模した人形のような『 何か 』は古代エジプト期から存在していたとか。

今回はそんなドールの歴史に触れていきたいと思います。




< 筆者紹介 >

当社で様々なお品物を買い取らせていただく中でブライスやドールの世界を知り、

ブライス沼という底なしの大海に飲まれつつあるホビー担当:榎本です。

自身でもカスタムを施すほどのハマり具合で、とうとうアウトフィットの制作まで手掛け始めていると聞く…。

丁寧な文面を心がけておりますので…ぜひ最後までご覧くださいませ。







◆ ドールの歴史。人形への愛は魂を宿す。



トレファクブログ画像2

陶磁の肌が美しく、アンティーク品は中々入手の難しいビスクドール。

ファッションドールの起源とも呼ばれるその歴史は中世にまで遡ります。




ドールの歴史は今から4000年ほど前、紀元前2000年の古代エジプト時代には

既に『人形』という概念が存在していたということが確認されています。

子供のおもちゃとして扱われていたこともありますが、人の形をしているという特性から、

儀式などに用いる呪物や供物(生贄の代わりなど)にも使われていたこともあるそうです。


そんな人形が今のようなドールに変わったのは今から500年ほど前の中世。

それまでは木で掘られたものや、布で作られたラグドールなど少々簡素なものが中心でしたが、

14世紀ごろにはフランスでファッションの流行を伝えるための人形が作られるようになります。

豪華賢覧なドレスを身に纏い、ファッション要素を多分に含んだドールが誕生したのです。


やがて年月が進むと磁器の頭を持つビスクドールというものが作られ、

19世紀ごろには大衆的にビスクドールの時代が到来し、世の子供たちの玩具として愛されることになります。

ですが新たな素材の誕生や安価な部材の登場で技術の必要なビスクドールは徐々に衰退し始めます。

当時作られたドールでキレイな個体はかなり重宝されており、衣装などの状態も良ければかなりのレアドールになります。


また日本でも人形の歴史は深く、縄文時代には信仰の対象として人形のようなものが存在したと言われています。

江戸時代には今でもひな祭りに飾る『ひな人形』が登場したとされていますが、その前傾は平安時代から存在したそうです。

当時、日本においての人形は嫁入り道具のひとつに厄除け・厄災の身代わりとして衣裳人形が含まれていました。

中世ヨーロッパ同様、日本におけるドールの歴史も深いストーリーがあるんですね~。








◆ やがて切られるファッションドール戦争の火蓋 



古来のドールには『おもちゃ』ではなく、『儀に対する物』としての意味合いが強いことがわかりました。

そして時代が進むにつれ『ファッション』の要素を含み始め…『おもちゃ』として愛されるようになります。



” 1959年…ファッションドールの歴史を揺るがす一つのドールが誕生します。 ”



その名も…【 Barbie(バービー) 】

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THEアメリカンなスタイル抜群の長身体系で世界を轟かせたバービー人形。

着せ替え人形の第一人者とも言えるその存在感の強さで圧倒的な生産数を誇る。




アメリカのホビーメーカー『Mattel(マテル)』社が生んだドール界のパイオニアで、

着せ替え人形のブームを全米に巻き起こすことになります。

当時バービーの製造国は…なんと日本。当時はアメリカよりも人件費が安く、繊維産業(衣装)も盛んで

両方まとめて生産できることから日本で作られるようになったそうです。

バービーはトイストーリーにも登場したり今でも著名なファッションドールの一つですね。


もちろん日本でもその波を受けて1962年から販売を始めますが…結果は振るわず。

当時少し高価だった点や、日本人好みではないデザインなどがあり、改善を重ねますが

とある伝説の誕生によって、バービー人形は日本から撤退することになります。






” 1967年…モノ作り大国日本が生んだファッションドールの伝説。 ”



その名も…【 リカちゃん人形 】

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当時としては画期的だった設定。家族はもちろん、お友達や恋人まで幅広く登場します。

少しお姉さんな子に向けた『ジェニーちゃん』というシリーズもあるんです。




Barbieが約30cmサイズだったのに対しリカちゃんは21cmほど。

これは日本の子供たちの手に収まるサイズであることからこのサイズになったとか。

それだけでなく日本の住宅に合う大きさ、憧れる家庭環境の設定や真新しい名前。

その細かい設定はリカちゃんをどこか身近に感じさせる…そんなことを考えられながら開発されました。

(この設定の面白さについてはいずれ深く語らせていただきたいと思います…)

このリカちゃんの誕生で日本国内でも着せ替え人形のブームが到来します。


扱いやすいサイズであるほか、着せ替えしやすいワンピースタイプの服が多く、

また企業とのタイアップなど知名度に知名度を重ねたマーケティング戦略で今や着せ替え人形界の帝王。

大きなお友達のファン(コレクター)も多数存在し、初期型のリカちゃんはプレミア化するほど…。


女の子のおもちゃの代表としてリカちゃんとバービーは頂点に君臨する一方で…

その歴史裏にはもう一つの物語が進んでいました。






” 2001年…一度は眠りについた獅子王が宝によって遂に目覚める。 ”



その名も…【 Blythe(ブライス) 】

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生産時点ですでにかわいいですが、この写真のようにメイクを施すとさらに自分好みの子に。

お揃いのファッションも夢じゃありません。カスタム文化を広めたドールの一つです。




1972年、アメリカの玩具メーカー「ケナー社」が一つのドールを発売します。

このドールは当時珍しかったアイチェンジギミックを備えたドールでしたが、

発売から数年で廃盤となってしまいます。日本でも「まほうのひとみアイアイちゃん」として

発売されましたがその斬新なスタイルが受け入れられず一年も経たないうちに販売終了となってしまいます。

こうして市場から姿を消してしまったブライスは約20年もの長い間、眠りについてしまいました。

そして時は流れ2001年…日本の「PARCO(パルコ)」の広告塔として突如登場することになります。


この広告活動をきっかけにブライスは日本での人気が急増。

TAKARA(現:タカラトミー)がレプリカとなるパルコ限定ネオブライスを発売したことをきっかけに、

オリジナルのメイクなど自分好みにカスタムする文化が活発なドールとしてその眠りから目覚めることになります。


このブライスはドール界にも大きな影響を及ぼしたとされており、カスタム文化のほか、

ドールのヘッドサイズが、ボディに対して少し大きめに作られたドールが後に発売されることになります。






” 2003年・・・韓国から突如舞い降りた虹色の新星。 ”



その名も…【 Pullip(プーリップ) 】

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韓国のデザイングループが作成したドールで歴史はそこまで深くないですが人気はかなり高め。

写真のコラボ先も一目でわかるほど個性の活かし方が絶妙。自分の推しキャラもコラボするかも?




先のブライスのように1/6スケールのボディサイズに少し大きめのヘッドを持つドールとして登場。

ファッションドールとして先鋭的なデザインを備えており、アイギミックも搭載している。

リカちゃんと同様に様々なブランドやアニメーションとのコラボレーションが話題で、

初音ミクやエヴァンゲリオン、セーラームーンやサンリオなどキャラクターの個性を活かした

特別なモデルが多数存在する。一目見てなんのキャラクターか分かるほど再現性は高く

テヤンやダルなどの兄弟・ボーイフレンドなどもラインナップされております。


東急スクエアの広告塔として起用をきっかけにその人気は急増し、

パルコでは誕生から10周年を記念してイベントが開催されるなど当時話題に。

プーリップもファッショナブルな要素を含み、カスタムドールとしても人気があります。


ブライスもプーリップもカジュアルなドール文化を広めた立役者ですが、

実はドールの文化をそれよりも前に確立していたドールが存在しました。






” 1998年…当時はフィギュアやプラモの感覚に近かったドール。 ”



その名も…【 スーパードルフィー 】

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元祖カスタムドールと言っても過言ではない絶対的存在。バリエーションの多さはもちろん、

完成度の高さに置いても満足度が高い逸品です。プロのカスタム品は数十万円以上になることも…。

※上記写真はドルフィードリームシリーズの商品です。



プラモデルよりも少し上級なガレージキットの文化が盛んだった当時、

『ドール』よりかはそういったモノに近い感覚で販売されていたスーパードルフィー。

当時の模型雑誌にはドールのメイクやエステの方法が掲載されるなど、この時からすでに

カスタム文化の強いドールとして生まれました。実際の人間に近い縮尺で設計されており、

そのスタイルは非常にリアル。ドルフィードリームなど別シリーズも多数存在し、

キャラクターを模したモデルの他、大小様々でカスタムバリエーションに富んだドールです。


特徴的な球体関節は中世にはすでに存在していたようですが、

よく見られるようになったのは19世紀ごろのヨーロッパで作られたビスクドール。

後の人気アニメである『ローゼンメイデン』などでも見られますね。


フランス人形の文化が現代の風を取り入れて蘇ったかのような世界観が魅力、

これは最早…ホビーの域を越えた芸術品とも言える逸品です。






※上記のストーリはドールの歴史上のほんの一部。


ドールの歴史をさらに振り返れば…オビツやえっくすきゅーと…などなど

まだまだここでは書ききれないシリーズやストーリーが沢山あります。

今後、書けなかったドールに関する記事も書かせていただきますのでぜひご期待ください!








◆ ドールを里子に出す際はぜひトレファクホビー館へ。


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https://www.treasure-f.com/sp/hobby_gakki_kan/


お子様が遊ばなくなってしまったリカちゃん人形やバービードール、

またはブライスやドルフィーなど、ご事情があってドールを里子に出す・手放すことをお考えのお客様、

ぜひ一度トレジャーファクトリーの買取をご検討ください。


当社はお客様が大切にしていたお品物を、新たなオーナーへとお届けする

『 宝モノの橋渡し 』としての責務を担っております。

お客様と大切な時を過ごされたドールを新たにお迎え頂けるオーナーのもとへ。

ドールの種類に応じて適切なメンテナンスを行い、新天地で羽ばたく準備をさせていただきます。


全国の店舗に在籍するホビーのエキスパートが査定をフォローしており、

カスタム内容やドールのシリーズ、希少性などを加味したご評価にて買取サービスを提供しております。

トレファク南柏店はその旗艦店としてホビー専門館を運営しております。


お見積り時に…やはり手放したくなくなった際はキャンセルいただいても問題ありません。


ドールにとっても一番良いのはずっと一緒に過ごせることだと筆者:榎本は考えております。

スピリチュアル的なことではありませんが…絆が魂を宿すというのは事実だと過去の経験が言っております。


それでも里子に出すことをご検討されている場合は、ぜひそのお手伝いをさせていただければと思います。







◆ トレファクONLINEにて『 ファッションドール特集 』を実施中!


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https://ec.treasure-f.com/contents/feature/fashiondoll/


トレファク公式オンラインショップ、トレファクONLINEではファッションドール特集を開催中!

本記事で紹介させていただいたリカちゃん人形、バービー人形、ジェニーちゃんやブライスドール、

プーリップ人形など、全国各地の店舗にてお迎えしたドールを展示中でございます。


サンリオやディズニーなどのキャラクターグッズや、

フィギュアなどホビー・おもちゃに関するアイテムも充実!

基本一点モノなので早い者勝ちとなっております。ぜひ一度ご覧くださいませ!


\ オンラインストアでも販売中 /

トレジャーファクトリー南柏店では、
一部の商品をオンラインでも販売しております。
店頭で実物を確認いただける場合もありますので、気になる商品がありましたらぜひご来店ください!

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南柏店
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