吉祥寺店
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【Vintage Guitar Archive #002】1965年製 Fender Jaguar
吉祥寺ダイヤ街にある中古楽器専門店
トレファク楽器吉祥寺店です。
前回の1955年製フェンダーストラトキャスターに続き、第二回もヴィンテージフェンダーをご紹介いたします。
【1965年製 Fender Jaguar】
Fender社はレオ・フェンダー氏によって1946年にアメリカで設立された世界を代表する楽器ブランド。
1950年に世界初の量産型ソリッドボディエレキギターである「エスクワイヤー(後のテレキャスター)」、翌1951年には世界初のエレキベースとなる「プレシジョンベース」を発売します。
そして1954年にはお馴染みの「ストラトキャスター」が発売されました。
今回ご紹介するのは1965年製のジャガー。
ジャガーは1962年にストラトキャスターやテレキャスターの上位モデルとして発売されました。
多数のスイッチや金属プレートを備えた非対称のオフセットボディーや、24インチのショートスケールなどが大きな特徴となっています。
本機が製造された1965年はフェンダー社にとって大きな転機である「CBS社による買収」が行われた年。
この1965年以前は「Pre-CBS期」と呼ばれ、ヴィンテージフェンダーフリークからの評価が最も高い時期となっています。
買収に伴って生産体制が見直されたこともあり、この年には様々な仕様変更が行われました。
1965年は「過渡期(トランジション期)」と呼ばれ、数カ月ごとに仕様がめまぐるしく変わっていきます。
同じ生産年度のものであっても仕様が異なる個体が存在するのもトランジション期の特徴と言えます。
トランジション期の最大の特徴はヘッド表面のフェンダーロゴ。
プリCBS期の細いゴールドの字体のスパゲティロゴから、字体が少し太くなり、黒で縁取られた「トランジション・ロゴ」と呼ばれるロゴが使用されます。
1968年には黒字に金色で縁取られた「モダン・ロゴ」へ移行するのでトランジション・ロゴは1965年~1967年頃までとごく短い期間しか使用されませんでした。
こういった希少性や仕様の揺らぎに魅せられて1965年にこだわってコレクションしているフェンダーファンも多数存在します。
今回ご紹介するジャガーは「トランジション・ロゴ」に「バインディングの無いネック」「ドットポジションマーク」とプリCBS期の仕様を色濃く残した一本です。
そしてジャガーの特徴はなんと言っても様々なスイッチが装備されたメカニカルなルックス。
通常のマスターボリューム、マスタートーンに加え、各ピックアップのON/OFFスイッチに始まり、ローカットスイッチ、プリセットコントロールなど、当時の最新機能がこれでもかと詰め込まれています。
それもそのはず、ジャガーは当時の最上位機種。
現在の一般的な人気ではストラトキャスターやテレキャスター、ジャズマスターの後塵を拝している印象は否めませんが、パキッとしたアタック感の強いサウンドは唯一無二と言えます。
ピックアップはストラトキャスターに似たタイプが載っていますが、「ヨーク」と呼ばれる金属製のパーツがついています。
これによってピックアップの磁力を弦に集中させることでジャガーらしいアタック感の強いサウンドを生み出しています。
発売当初はサーフ・ミュージックで主に使用されていたジャガーですが、その特徴的なサウンドから「オルタナティブ・ロック」のミュージシャンにも使われるようになります。
現在でも根強いファンは多く、その唯一無二のルックス、サウンドに魅了されたミュージシャン、アーティストは枚挙に暇がありません。
ヴィンテージフェンダーは市場でも人気が非常に高まっており、相場も高騰しています。
ジャガーももちろん同じ傾向ではありますが、前述の3機種と比べると手が届く範囲にあります。
「ビンテージフェンダーをどうしても手に入れたい」という方にもジャガーは最良の選択かもしれません。
to be continued....
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