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2022.09.15
砲台が設置された艦上デッキ
テーマが軍艦なので重くなりすぎないようにPOPなタイトルを入れたらスニッカーズみたいになってしまった。まったく、スニッカーズはなぜあんなに新しい味が出ないのだろう。ところで第二次大戦当時の戦艦の主砲は装填に30〜40秒程かかったらしい。こんだけズラリとならんだ砲台も撃ち放題とはいかないわけ。
好きな軍艦は?と聞かれて、大抵の人は「ネギトロ」「イクラ」「ツナマヨ」「コーンマヨ」「エビマヨ」「明太マヨ」と答えるはず。
そこでマヨわず「戦艦大和」や「Uボート」、「ビスマルク」と答えるあなたは立派な軍事マニアかホビー好き予備軍で確定でしょう。
今回はそんな軍艦マニア予備軍、略して「グンマヨ」のみなさんに、ロマンあふれる素敵なチビコロ艦隊をご紹介いたしましょう。
目次
1.軍艦とは
左から戦艦敷島(1900年)と戦艦三笠(1902年)
共に1900年初頭に製造された戦艦。よほど詳しくなければ戦艦大和(1940年代)のデザインを見て一目で70年前のものと分かる人は少ないと思うが、流石に120年前ともなるとなんとなく古い。もはやミッキーの船みたいで可愛い。
戦艦の何とも言えないあの「絶対に抗えない」雰囲気は、灰色で無機質な金属感によるものだと実感させられる。
「軍艦」と一口に言っても、沢山の種類があることはご存じでしょうか。
船そのものに戦闘機能を持たせた「戦艦-せんかん-」、戦闘機や爆撃機を格納し移動式拠点とする「空母-くうぼ-」、小回りの利くサイズで敵地の偵察や空母の護衛に最適な「駆逐艦-くちくかん」「巡洋艦-じゅんようかん」など、その種類はさまざま。
かつて第二次世界大戦当時、日本には自国の領空で戦闘する前提が無かったため「空軍」はありませんでした。
海に囲まれた日本では、戦闘機や爆撃機等の航空機は「海軍」が所有し、空母を拠点とした海上活動をする事で航続距離を稼ぐ事が出来たようです。
島国の日本はとにかく「海」を制する必要があったので、軍艦やそれに付随する専用航空機の性能も世界に誇るものがありました。
例えば97艦攻(キューナナカンコー)の愛称で呼ばれる九七式艦上攻撃機は、空母での格納に特化し、主翼を蝶々の様に折りたためる構造になっていました。
余分なスペースを無くすことで最小限の母艦サイズで沢山格納でき、結果的に燃料の節約にもなるという事です。
特に燃料資源の乏しい日本では燃費技術は当時からかなり進んでおり、アメリカ軍戦闘機が片道で燃料切れになるところを、零戦の場合余裕で往復+空中戦も成し遂げる事が出来たようです。
この辺りの考え方は今の自動車や住宅の収納技術でも受け継がれていますね。
2.世界の軍艦
意外とデカい日本の軍艦
手前左が空母「翔鶴-しょうかく-」、手前右が重巡洋艦「最上-もがみ-」。ちなみに最中-もなか-は無いそう。
後ろが左から戦艦ビスマルク(独)、空母エンタープライズ(米)、戦艦ニュージャージー(米)。
同じ1/1100スケールシリーズという事を考えると、日本のやつもなかなかいい勝負してるじゃないかと誇らしくなる。ただ、こんだけ同じものを気合で作っていたらそりゃあ小さい島国の物資が先に尽きるわな、とも言いたくなる。
ここで世界の軍艦に目を向けてみましょう。※カリフォルニアロールじゃないですよ。
意外にも家や車ほど、日米でサイズ差は無いようです。これはエンジンの出力など様々な問題で、ある程度物理的な最大サイズというものは決まっていたいのでしょう。
大体大きいもので全長250m程あり、戦艦大和(263m)は東京駅の端から端までと同じです。
東京駅が動きながら洗面器大の大砲(46㎝主砲)をぶっ放すんですから、凄まじいのなんの。ちなみに豪華客船で有名なタイタニック号はその上を行く全長270mという巨大さです。
左から海洋潜水艦Uボート(独)と戦艦ニュージャージー(米)
YOUのボート、小さいネ〜と素敵なアメリカンジョークを言われそうだ。ちなみに筆者はニュージャージー州と聞くと「卸したてのジャージの臭い」を連想してしまう。(NEW+ジャージ+臭)
映画にもなったドイツの有名な潜水艦、「Uボート-ユーボート-」です。
レーダー技術が今ほど正確ではなく、GPSの様な衛星技術も無かった時代に「海中に潜る」というのは究極の隠密行動でした。
70年以上前の技術ながら、原動力はなんと「ハイブリッド式」で、海上ではパワーと燃費に優れるディーゼルエンジン、海中に潜る時は空気が無く燃料を燃やすことが出来ないため、電気を用いて動力を得ていたようです。
そして海中から魚雷を発射し、姿を現すことなく敵艦を撃沈させるという恐ろしい存在でした。
しかし乗組員の苦痛は計り知れず、40〜50人が狭い艦内でスシ詰め状態となり、軽い体操すら出来ない程だったようです。早く戦争が終わってほしいと願ったに違いありません。
4.最後に
SUNSET&BATTLESHIP
筆者が戦艦のアングルで一番好きなのは哀愁漂う「正面」だ。これが敗戦の知らせを受けての帰路なのか、戦闘を終え次の敵地へ向かう最中なのかはわからないが、いずれにせよ男たちの覚悟と後悔の入り混じった感情で溢れているのは間違いない。
いかがでしたか?今回は「世界の軍艦コレクション」というフィギュアシリーズから抜粋して何隻かお届けしました。
この他にも80種類程の軍艦がラインナップされており、聞いたことがある軍艦ならほぼ網羅されている事でしょう。
中でも創刊号の「戦艦大和」は是非とも東京駅のジオラマと並べて飾りたいですね。
軍艦や戦闘機のフィギュアは、いわゆる迷彩服や電動ガンのようなサバゲ要素を含む「ミリタリーグッズ」とは少し系統が異なり、「歴史」を学ぶ側面があるのが特徴です。
同じ時代の艦隊を組むなどして、歴史設定にこだわるのも楽しみの一つですね。
休日のお父さんが集まるリサイクルショップでは、戦車などの軍事系プラモデルやフィギュアの人気が高く、特定の時代を探している方も多いジャンルです。物々交換するつもりで店頭で売り買いをするも良し、まとめてダンボールで宅配買取に出して、オンラインサイトでじっくり物色するも良しですね。
これからも素敵な軍事ライフ(笑)をお楽しみください。
それではまた、お会いしましょう。