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脳内タイムトラベルを可能にする、手のひらサイズのタイムマシン

2022.07.30

22年07月30日:画像1


大空を駈けるレシプロ戦闘機


現在はステルス性の観点から派手な塗装はできないが、大戦当時は米軍の“P-40ウォーフォーク”をはじめ、サメの顔や派手なペイントを施し、隊員達の士気を高めている機体が多かった。


 


 



もし、好きな時代にタイムトラベル出来るとしたら、どの時代に行きたいですか?


未来の暮らしを覗いてみたい?ビートルズのライヴを観てみたい?


織田信長にため口利いてみたい?イケイケだった学生時代をもう一度謳歌したい?


おばあちゃんにもう一度会いたい?今度こそあの娘に想いを告げたい?


 


やれやれ、皆さん欲張りですね。


しかしどうでしょう?意外と、人類がこの先知れるであろう“未来の確認”よりも、


二度と体験する事の出来ない“過去の世界”へ想いを馳せてはいないでしょうか。


今日はそんな過去への“脳内タイムトラベル”へお連れしましょう。


 


ちなみに筆者は6500万年前に遡り恐竜をこの目で拝んでから、2112年に飛び、ドラえもんの表面の質感がヌイグルミ的な短起毛なのか、樹脂なのかを確認したいです。


 


 


目次


 


1.平成生まれの昭和への憧れ


 

22年07月30日:画像2


ROUTE66とアメリカンポリスカー


広大なアメリカの大地には、レトロなブリキカーが良く似合う。ところで昭和のブリキカーには何故か外国車が多い。洋画の影響か、乗り物といえば外国のイメージだったのだろうか。


 


 


実は筆者、平成初期の生まれ、いわゆるY世代です。


昭和を振り返り、「あの頃は良かった」と言える世代では無いのですが、漠然とした昭和への憧れというものがあります。何故だか全てが洒落ていて、粋に見えるんです。


 


七三に髪を整え、スーツのポケットから出てくるのは、スマホではなく懐中時計(さすがに古過ぎ?)とタバコ。デートと言ったらドライブか映画で、歌謡曲のジャケットも8割がバーのカウンターです。※イメージです


 


そんな昭和への漠然とした憧れを持つようになったのも、映画や音楽、レトロな雑貨達に触れたことがきっかけでした。


 




2.独特な色使い


 

22年07月30日:画像3


カラフルな金魚モチーフのジョウロ金魚なのか、たい焼きなのかの判断は十人十色、人それぞれよ。といったところか。ちなみに筆者は、ゾウがモチーフのジョウロは総じて“ゾウロ”と呼ぶことにしている。


 


 


昭和や平成初期の雑貨といえば、ご覧の様にカラフルでポップなイメージをお持ちでは無いでしょうか。当時は手塚治虫がヒットするまで漫画は完全に子供だけの娯楽でしたし、大人がハマる様なリアルなTVゲームなんて物も無く、大人と子供のデザイン志向がハッキリ区別されていたように思います。


1970年代に入り、カラーテレビの普及や製造技術の急激な発展により、“カラフルは楽しい” “色が沢山あって嬉しい”というカラフルブーム的なものを加速させたのかもしれません。



3.世界に誇るMADE IN JAPAN 

22年07月30日:画像4


どう見てもVolkswagen Type Ⅰ(通称ビートル)


誰がどう見てもビートルだが、特に明記は無し。この時代はまだまだ欧米を真似ては追いつこうと必死だった。権利的なものはユルユルなのでこれでもセーフだが、堂々と製造国を印字するのが大和魂。


 


 


これも当時の日本を象徴する一枚ですね。当時は町工場も大工場もバリバリ働いて、おもちゃだろうが何だろうが国内での生産量が凄まじかった時代。というのも、アジア諸国に工場を作って、それをもう一度輸入して....という動きが今ほど定着していなかったのでしょう。


今の日本で子供用のおもちゃを国内で手作りしていたら大変な金額になりそうです。


 


そんな頑張りを経て、真面目で高い技術を持つ日本人が作る“MADE IN JAPAN”が徐々に世界に認められていく事になるんですね。




4.古き良き時代を、バトンで繋ぐ 

22年07月30日:画像5


一台だけ逆走するパトカー


皆さんお気付きだろうか。手前のパトカーは前後逆向きである。当時のアメリカ車は前後シンメトリーと言えるほどシンプルな長方形をしており、ブリキのおもちゃともなると判別は更に困難だ。筆者も置き間違えた。


 


 


今では90年代すらレトロと称され、Z世代からチヤホヤされています。新しい技術や利便性を追い求めながらも、“昔のいい所はそれはそれで良いよね”という割り切った文化の発展は非常に素晴らしく思います。


 


映画や音楽はデジタル化して保存され、サブスク配信で気軽に触れられる時代になりました。


しかし雑貨や乗り物、服飾といった物理的な存在は捨ててしまえば二度と蘇りません。


皆さんのご実家で眠るレトロ雑貨やおもちゃ、祖父母様の納屋にあるサビついたオート三輪など、この世から消えてしまう事の無いよう、大切に次の世代に引き継いでいきたいですね。




5.最後に 

22年07月30日:画像6


宇宙からこちらを見つめるロボット


宇宙服というより身体は完全にロボットに見えるが、何故か中には中年男がいる。宇宙での暮らしが長くなり過ぎたせいで、表情筋は退化した。故郷である地球への強い想いが、彼の瞳を青く染めている。


 


 


脳内タイムトラベルの旅、いかがでしたか?今回はなんともエモい回になりましたね。


世の中のレトロ雑貨は、何十年もの時を経て既に捨てられてしまったものが殆ど。


今でも現存するものは、それだけで大変貴重な存在ゆえ、オークションやリサイクルショップでは高額で取り引きされています。


 


当時は子供が買える値段設定だったはずが、欲しがる対象が大人になった今では、価格もすっかり大人になったという事なのでしょう。


 


それではまた、お会いしましょう。


 


 

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