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2022.09.02
満面の笑み?を浮かべるチャッキー
そんな恐い顔で見るなよ.....とも思うが、彼にはこれしか表情が無いので仕方ない。
気持ちが通じ合っていれば、「買ってくれてありがとう、これから夜露死苦な。」と喜んでいるのがわかるはず。
目次
1.子供は見れない人形映画
フィギュアの外箱に書かれた年齢制限表記
まさかの16禁である。フィギュアくらいべつに良いじゃんと思うかもしれないが、フィギュアと人間の区別がつかなくなるようなやつが起こすのが、猟奇的事件なのだ。ちなみに写真の年齢制限はただ細かいパーツがあるから16歳のお兄ちゃんなら遊んでいいよという表記。ややこしいて。
CHILD PLAY(チャイルド・プレイ)は1988年に公開されたアメリカ映画です。
射殺された凶悪犯の魂が「チャッキー」という人形に乗り移り、再び生身の人間の身体を手に入れるため好き放題暴れまくるというホラー作品。
今より規制の緩かった90年代のTV放映では、暴力シーンも割と普通に放送されていましたね。そのあまりの残酷さ(というか顔が怖すぎ)ゆえ、幼き頃にトラウマを植え付けられた方も多いのではないでしょうか。
実は映画に関してはアメリカの方が年齢制限が厳しく、あんだけ金曜ロードーショーで放送しまくっていたジュラシックパークでもPG13+(見ても良いけど保護者の注意が必要)が設定されています。
ちなみに筆者は幼稚園の頃から普通に捕食シーンをおやつ食べながら観ていたせいか、半端な描写では生ぬるく思うようになっております。
2.リアルというか、むしろ本物というか
パッケージの外箱(R)と中箱(L)
こちらは「チャッキーの花嫁」という作品のアイテム。せっかくの結婚記念だし、もう少し華やかな装飾品を付けても良いんじゃないかと思うが、そこはナイフとハンドガンでお願いします。やはり信じるものは己のみ。
人形が主人公の映画ですので、撮影でも勿論、人形が使用されています。人形モチーフのフィギュアはもはや本物そっくりというか人形なのでほぼ同じ。
スパイダーマンやゴジラ、デロリアンなど、リアルなフィギュアは多数存在しますが、これほどフィルムの向こう側と同じ質感を味わえるものは珍しいでしょう。
それもそのはず、実物大がフィギュアサイズなので違和感が全くないのです。
劇中でも少年がおもちゃ屋さんで購入後に部屋に飾るシーンがありますが、このフィギュアを部屋に置けば、映画のワンシーンを簡単に再現出来るというスグレモノ。
尚、幼い子の部屋に置くのは夜泣きの原因になるので避けましょう。
3.そもそもフィギュアってなに
チャッキーが固定されている台紙
こんな画像で一枚使うのもアレだが、暇つぶしに見てほしい。針金で固定されている裏側が有刺鉄線の様でなんとも猟奇的なのだ。こんなところにも気を抜かないのは制作陣のクリエイター魂を感じるところ(適当)
ところでフィギュアと模型って何が違うのでしょうか。
模型は読んで字のごとく、何かを模して形作られたものを指します。
その中でもフィギュアは直尺すると「形」という意味を持ち、ホビーファンの中では人の形をした模型の「完成品」を指すことが多いようです。
イメージとしては模型はプラモデルのような組み立て・塗装作業を経て完成する「体験型」ホビーであるのに対し、フィギュアはパッケージも含めた完成品を鑑賞・コレクションする「収集型」ホビーであると言えます。
ちなみにフィギュアスケートの起源もこの「形」に由来します。もともとは氷の上に描かれた図形をいかに正確にスケートでなぞれるかを競っていたため、その名が付いたようです。
いまのフィギュアスケートが選手の表現力を採点する「立体競技」なのに対し、フォームに関係なく図面を正確になぞるという「平面競技」だったのは驚きですね。
4.チャッキーが家族を持つなんて、ダメ。ゼッタイ。
チャッキーの伴侶、その名もティファニー。
とりあえず例のブルーで背景を塗っておいた。にしてもティファニーって。何のひねりも無いので見てるこっちがヒヤヒヤするが、アメリカでは一般的な女性の名前なのでご安心を。例えば次郎というキャラクターがいたとして、ラーメン次郎から何も言われないのと多分一緒だ。
見た目はやんちゃな男の子のチャッキー。
しかし中身はもともと立派な成人男性(人間性の話ではなく)なので、結婚や子供の事も考えたりするわけです。
映画の内容に触れるとネタバレ要素を含むので割愛しますが、似たような境遇のレディース人形と出会ってしまうわけですね。
夫婦喧嘩なんかも一丁前に繰り広げてくれます。
そもそもチャッキーの目標設定って「早く人間になりたい」だったと思いますが、ちゃっかり人形としての幸せはキャッチしにいってしまうんですね。
もはや「キャッチー」に改名した方が良いかもしれません。
ちなみに子宝にも恵まれ、子供が登場する「チャッキーの種」という続編も存在します。
こんな凶暴な家系を子孫に託すなんてダメですよ。ゼッタイに。
5.最後に
ハローキティチャッキー
略して「ハロキチ」。ファ〇チキではない。もはやツギハギとヒゲと血管が判別不能となっている。
そういえばキティはメスだがヒゲがある。猫なのでしょうがないと言われれば分からなくもないが、本人も猫より女の子として生きているはずだが、よく見たら極太ヒゲがバキバキに生えているのである。複雑な気持ちになるのは筆者だけか。なお、ドラミもその一種。
ハローキティ、Supreme、39マート、しまむら、GUなど、30年以上経った現在でも第一線のコラボ対象となっているのは、そのあまりに強烈なキャラクターゆえでしょう。
スターウォーズやターミネーター、ジョーズやバック・トゥ・ザ・フューチャーなど、80年代〜90年代の映画はアイコニックな物が多く、世代を超えて愛されています。
筆者も年間100本近く観る映画好きですが、やはりこの年代の映画はCGに頼ることが難しいので、莫大な資金を投じた特撮や脚本の見事な作り込み、登場キャラの濃さで成立していると感じます。
例えばジョーズのように、タイトルとサメをTシャツにプリントしただけでそのままGUで販売できるようなシンプルで特徴的なフライヤーデザインも、この年代の特徴と言えるでしょう。
90年代以前の映画であれば、映画館で買ったパンフレットやグッズだけでも「当時物」とタグがついてオークションで取り引きされるほど、映画ファンの間では商品価値のあるものが多く存在します。
ご自宅の整理の機会があれば、こういった映画グッズをマニアや後世の映画ファンに託し、素晴らしい映画文化を引き継いでいけるといいですね。
それではまた、お会いしましょう。